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吹上苑3大ケア

社会福祉法人えがりて 吹上苑3大介護について

吹上苑では、看取り介護、福祉用具を活用した介護、認知症ケアマッピングに取組んでいます。

  1. 1.多職種連携・協働による看取り介護  

    吹上苑では、平成13年頃から看取り介護に取り組んでまいりました。現在看護職員8名が、早番、日勤、遅番、夜間オンコール当番等のローテーションを組み、介護職員とともに入居者を支えています。
    亡くなる半年前頃から、体重が減少し始め、少しずつ食べる量が減少し、それとともに身体の衰弱も進み、徐々に自然な死に向かう過程を辿ります。このやや長期間(短くて3か月、長ければ2年位)に及ぶ入居者の心身の変化に合わせ、入居者や家族を支えながら、多職種が連携・協働して安らかな看取りを目指すケアが特養の看取り介護です。
    治療や延命ではなく、最晩年をできるだけ安楽で穏やかに過ごせるように福祉用具の活用、諸症状の緩和、栄養管理、口腔ケア、メンタルケア等QOL(クオリティ・オフ・ライフ)の維持・向上を目指したケアです。 自然な看取りは、入居者の尊厳を保つことができます。また心身に負担が少なく、ゆったりとした経過の中で家族とともに最期のケアができます。最晩年を迎えている高齢者が暮らす特養には不可欠なケアであると思います。
    老衰を医療にあてはめ、病気と戦う最期ではなく「住み慣れた場所で、家族や職員に支えられながら、やすらかな自然な死を迎えられる最期を」と願い日々ケアに取り組んでおります。

  2. 2. 福祉機器・福祉用具を活用した介護

    吹上苑では平成19年から利用者の自立性の向上と安全性の向上、職員の安全性の向上と介護負担の軽減の視点を考え福祉機器や福祉用具を活用しています。福祉機器や福祉用具の選択や調整は、介護職員と看護職員で構成されるリハビリ・事故予防委員会の委員を中心に行われていますが、高齢者生活福祉研究所長、加島守先生(理学療法士)に指導をお願いし、専門的なアドバイスをいただいております。

    1)モジュール型車いす
    利用者の自立性と安全性の向上のために活用しています。身体能力が低下し、良座位がとれなくなり、左右どちらかに傾いている利用者、車いすが大きく仙骨座りになっている利用者等に対し、ひとり一人の利用者の身体状況に合わせてモジュール型車いすを選択し、それぞれのパーツを調整します。
    調整した車いすに座り、良座位が取れるようになると、両上肢が使えるようになり、食事動作が自立、趣味活動もできるようになります。また長時間座っていても疲れませし、頭部が起こせるようになり、周囲を見回して、笑顔や発語が増えます。さらにわずかな力で、自走できるので、行動範囲も広がります。
    モジュール型車いすに座り、良座位がとれるようになると生活が一変します。利用者のADLだけでなく、QOLの維持・向上にも役立っています。

    2)リフト
    吹上苑では、利用者がつかまり立ちが難しくなる、または端坐位が取れなくなると家族に連絡しリフトの活用を開始します。リフトは利用者、職員双方の安全性の向上と職員の介護負担が軽減できる優れた福祉機器です。
    平成19年導入時、職員から「物を運ぶようで利用者に使用するには抵抗がある」と言われてしまいました。しかし利用者からは「リフトは痛くなくて楽です」と評価されたことが契機になり、苑内に広がりました。リフトでの移乗は利用者ひとりに4分前後かかるので、業務スケジュールの見直しが必要になりますが、人力による力頼みの介護から脱却し、安全で安楽な移乗ができる環境が整備されています。

    3)ポジショニングクッション・褥瘡予防マット
    吹上苑では、看取り介護を実践しているため、安楽に臥床できるマットが整備されています。電動マットの「そら」は雲の上に寝ているようなマットです。また褥瘡だけでなく、拘縮予防のために、たくさんのポジショニングクッションを揃えています。
    身体各部位の筋緊張の亢進を予防するため、身体の各部位に合わせポジショニングクッションを当てています。最も活用されているのがブーメランの形をしたクッションです。入居時仰臥位がとれなかった方が、数種類のクッションを使用し、仰臥位がとれるようになり、大変安楽に休まれております。

  3. 3. 認知症ケアマッピング(DCM)

    認知症ケアマッピングは認知症の人の内面をわかろうとする気持ちと観察の技能を用いて、認知症の人の立場に立とうという真摯な取組みです。
    吹上苑では認知症の利用者数名を対象者に、施設の共有スペースで、6時間以上連続してその人の立場に立って観察し、5分毎に記録します。結果はチームへ伝達し、観察者(マッパー)と現場職員がデータを基に話し合います。
    吹上苑ではマッパーの認定を受けている職員は7名になりました。予めマッピングするユニットと対象者を決め定期的にマッピングが行なわれています。マッパーが観察した評価を基に、職員が実践しているケアやかかわりが、利用者にどのような影響を与えているか、利用者はどのような支援を必要としているかを客観的にデータで示し、説明します。職員は利用者の視点でサービスの質や課題を明確化でき、認知症ケアの行動計画を作成します。

施設長 関口 敬子

知事表彰

  1. 平成25年度
    介護職員の確保・定着のための優れた取組について
  2. 平成26年度
    施設給食を通じた栄養改善・給食の管理運営について 

感謝状

  1. 平成27年度
    振り込め詐欺を未然に防止した功労(居宅介護支援事業所吹上苑 川上由美子殿)
    鴻巣警察署長

認定証

  1. 平成29年度
    この法人はパーソン・センタード・ケアの理念の下、DCM(認知症ケアマッピング)の実践を推進し、認知症ケアの質の向上に取り組んでいる法人であることを認定します。
    認知症介護研究・研修大府センター長
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両立支援のための行動計画

●社会福祉法人えがりて 吹上苑
〒369-0113
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TEL:048-548-8801
FAX:048-548-8803

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